入学試験、入社試験などで合格者を絞り出す判定に用いるため、受験者が「私の夢」「私の仕事観」など一定のテーマについて論理的に文章を作成するものは小論文と呼ばれる。ただし、一般の学術論文のような章の構成を持つことは少なく、作文に近い体裁である。小論文では「字を綺麗に書くこと」「誤字・脱字はないか」「作文としての体裁は保たれているか」、「全体的にテーマに沿った内容となっているか」なども含めて、総合的な面を評価される。公務員試験における小論文は、個人の経験に結びついた価値観よりも、行政官として必要な社会科学的素養が問われる設問になっていることが多く、教養論文という科目名をつける機関もある。
標準偏差
日本の学校の教育課程
日本の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校における教育課程は、文部科学大臣が「教育課程の基準」として公示する教育要領・学習指導要領に基づいて定められる。各学校の教育課程を定める際には、学校の設置者が文部科学省その他の官公署(都道府県の教育委員会]、「市町村」「特別区」「地方公共団体の組合」の教育委員会、知事部局)が作成した「解説」や「手引」を参考にして大綱を定めて、各学校がさらに年間計画などの詳細を定める。
教育要領・学習指導要領は、「幼稚園教育要領」「小学校学習指導要領」「中学校学習指導要領」「高等学校学習指導要領」「特別支援学校幼稚部教育要領」「特別支援学校小学部・中学部学習指導要領」「特別支援学校高等部学習指導要領」があり、約10年ごとに全部改正が行われている。
第二次世界大戦前における教育課程は、各学校種に応じた教則に基づいていた。
ドラッグレーストラック
リミッターカット
スピードリミッターによる速度制限を無効にする行為で、サーキット走行等を行う場合などに行われる。大型貨物自動車でのリミッターは道路運送車両法で装着が義務付けられている為これを取り外すのは違法行為であるが、その他の乗り物のスピードリミッターについてはあくまで業界の自主規制というタテマエのため、リミッターカットそのものが違法行為ではない。 リミッターカットの手法は車種によってばらばらであるが、ECUのプログラムを書き換えてリミッターの作動速度を変更する方法、アフターマーケットパーツのリミッター解除装置で偽の速度信号(主に179km/h以下)を出力して制御装置に速度制限に達していないと認識させる改造を行う方法、その他機械的・電気的改造である。今日の高度に電子制御されている自動車については、速度信号以外にも選択中の変速段やエンジン回転数など複数の信号を統合監視しているため、速度信号だけに手を加えてもリミッターを無効にすることは不可能となっている(5速5000rpmで180km/hに達する車の場合、180km/hの信号が無くても5速5000rpmでレブリミッターを作動させる等)。
日産・GT-Rでは、純正搭載されたカーナビゲーションシステムとスピードリミッター機能とをリンクさせ、メーカーのプログラムした特定のサーキット以外でスピードリミッターを解除した場合等にログが残るようになっており、メンテナンスの際に発覚した場合はメーカーサイドでのサポートを拒否される。