リミッターカット

スピードリミッターによる速度制限を無効にする行為で、サーキット走行等を行う場合などに行われる。大型貨物自動車でのリミッターは道路運送車両法で装着が義務付けられている為これを取り外すのは違法行為であるが、その他の乗り物のスピードリミッターについてはあくまで業界の自主規制というタテマエのため、リミッターカットそのものが違法行為ではない。 リミッターカットの手法は車種によってばらばらであるが、ECUのプログラムを書き換えてリミッターの作動速度を変更する方法、アフターマーケットパーツのリミッター解除装置で偽の速度信号(主に179km/h以下)を出力して制御装置に速度制限に達していないと認識させる改造を行う方法、その他機械的・電気的改造である。今日の高度に電子制御されている自動車については、速度信号以外にも選択中の変速段やエンジン回転数など複数の信号を統合監視しているため、速度信号だけに手を加えてもリミッターを無効にすることは不可能となっている(5速5000rpmで180km/hに達する車の場合、180km/hの信号が無くても5速5000rpmでレブリミッターを作動させる等)。

日産・GT-Rでは、純正搭載されたカーナビゲーションシステムとスピードリミッター機能とをリンクさせ、メーカーのプログラムした特定のサーキット以外でスピードリミッターを解除した場合等にログが残るようになっており、メンテナンスの際に発覚した場合はメーカーサイドでのサポートを拒否される。

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